PM5:30
駅の構内で僕はどきどきしながら「彼を」待っていた。
今から会うのは得体の知れない人物。
しゃべった事も、見たことも、会ったことなんてもちろんない。
僕はどきどきしながら待っていた。
−−−話は遡ること一時間前。
僕はある人物に接触を試みていた。
ホイホイ:掘らせてください
ある人物:無理です。
ホイホイ:そこをなんとか・・・
ある人物:通報しますよ?
(↑妄想↓真実)
ホイホイ:今小倉にいるんだって?
ある人物:はいあなたに会うために!!
ホイホイ:嬉しいこといってくれるじゃないの。俺はノンケでも(以下省略)
(↑偽り↓トゥルー)
ある人物:ワープロの九州大会でね!ホイホイは高校どこかな?
ある人物:まさか○○高校じゃないよね
ホイホイ:○○高校だけど。
ある人物:うはwwwwww(勘弁してください)
ホイホイ:うはwwwwww(フラグきたーーー)
なんという奇跡。彼が長崎から小倉へ来るのは知っていたけれど、
そのワープロ大会の会場がなんと自分の通う高校だったとは。
もうね感激ってレベルじゃないですよ。
なぜなら彼は巷で有名の人気ブロガーであり、キングオブ長崎男児であり、頼れる主婦の味方であり、おまけに才色兼備のとんでもない男である
もっちさんですからね。
しかも明日までいるという。今日はホテルに泊まるらしい。
これはもう明日会えという何か大いなる力の導きとしか考えられない。
もっち:じゃあ5時に小倉駅ね!OK?
今から!?5時って、おま。今時計は4時30分を指してますから、あと30分しかないわけで。
いやいや時間の問題の前にまずですね、近いといってもですね電車で多少は時間かかるわけだし、心の準備とか考えてもさあ、いくらなんでも今からってのはさあ。なんていうか、ねえ?
ホイホイ:もちろんOK。
NOと無下に断れないのが僕のいいところ。
急いで電車に乗り込み、小倉駅を目指すわけで。
恥ずかしい話だけど、電車の中で異様に心臓がばくばくしてきた。
オフ会は以前、経験がある。
だけどその時はとしロビさんがすごく手馴れていたし、写真で何度も顔を拝見していたし、何より事前に十分話し合って決めたことだ。
そして今回は、なんとなく風貌しか分からない人と二人で会う。
しかも突発的に決めて、だ。
だからこそこんなに緊張しているのかもしれない。
まあそれもあるけれどなにより一番の原因は他にあるわけで。
実は自分、
小倉駅周辺のことはよく分からない。ホイホイ:俺小倉駅らへんはよく分からないんだよ・・・
もっち:どっちも分からない。それがいいんじゃないか!
(駄目だこいつ・・・はやくなんとかしないと・・・)
途中で10分ほど電車が止まってしまったので着いた時はもう5時を10分超えていた。
そして彼はもう先についている。ただでさえ時間がない、急がなくては。
ホイホイ:着いた!
もっち:
じゃあ先に見つけたほうが勝ち!見つけられた方は死ぬ。それがルール。(ありません)
そしてここから壮絶な騙し合いが繰り広げられる。
(ここら辺のやり取りは彼がブログの記事で詳しく語ってます→
こちら)
んで彼の「改札口前にきて」という言葉を頼りに僕は急いで向かうのだが、
なんかイカつい兄さんが立ってるわけですよ。
どう見ても懐にドスを忍ばせてそうなそんな感じ。ひたすらイカつい。
でもすごく辺りをキョロキョロしてるし、改札から動かない。
もうね勘弁してくれと。もし彼がもっち本人だというのなら、
すべてを見なかったことにして帰ってるところですよ。ええ。
何かの間違いであってくれと僕はすべての願いを託してヒントを要求。
ホイホイ:ヒントをくれー
もっち:え?今すれ違ったよ?
よかったあああ!こいつじゃなかったああああああああああ!!
すれ違ってないし。なんかあちらさん今現在も僕をガン見してるし。
安堵した僕はコンビニへいき彼にここにいると送る。
PM5:30
僕はどきどきしながら「彼を」待った。
そして対面のときが来た。
・・・・
えっと・・・だれでしょうかこのイケメンは・・・。
ずるい!神様ズルすぎるよ。゚(゚´Д`゚)゚。
頭よくてギター弾いておまけにイケメンだなんて。
そんな存在が許されて良いのだろうか。新手のいじめですかこれは。
対する彼は僕を見て、なんというか、
絶句してたし。「予想とぜんぜん違う」とかぶつぶつ言いながら。
この人はどんなナイスガイを想像していたのでしょうか。南無。(自分へ)
という微妙な対面でしたが、打ち解けた後はそりゃ楽しかった。
「ホイホイの高校の女子の制服ってスカートおかしいよね。」
「だよねー(何であんなに長いのかずっと不満だったのさ俺も)」
「あの巻きつけてる感じが変だと思った。」
「あ、うん、そだね(やべぇちがう)」
「丈ももっと短くしろってね」
「そうそう、それだよ!それ!」
(以下延々とミニスカ談義のため省略)
もっち「あ、あれは!」
「ん?どした?」
振り向くそこにはアニメイトが!もっち、もしや君も・・・!
と思ったら彼が見ていたのはその隣の楽器店だった。
さすがビジュアル系はちと違うぜ。うん・・・。
まあ基本的には街をぶらぶらと徘徊するだけでした。
なんたって、僕もよくここら辺知らないし。案内しようがない。
「なんで小倉知らないのさww」
「一緒に来る人が今までの人生で一人もいなくてね、ははは・・・」
その後スターバックスでコーヒーを飲みながら存分に話し込み、
飯はどうするって話になりまして。
まあここは自重してラーメンでも、ね!
なにこの超豪華オフ。寿司て。しかも彼がおごるよ!とか言い出したじゃないですか。
しばらくは粘ったけれど、結局彼の好意に甘えることに。
いくらなんでも幸せもの過ぎるよ俺。なんか値段すげえ高いしここ。
だけどいくら彼の好意に甘えるといっても、そこらへんは自重しないと、ね。
なんかもう正直すまんかった。(これ全部俺が食べたわけじゃないよ。半分以上は俺だけど)
もうこの時には将来を語り合う仲となっておりました。
正直なところ彼とはすごく話が合うんだ。これほど有意義な時間はなかったよ。
外に出ると空は闇に包まれていて、ネオンの美しい輝きが目の前に広がった。
もう別れの時間が近づいていると思うと無性に切なくなる。
もっち「プリクラとろうぜ!プリクラ!!」
それにしてもこの男、ノリノリである。突然テンションがハイになったもっち。これは夜になることによって彼の秘められた潜在能力が一時的に開放されることによって起こりうる現象のひとつだと彼が語っていたような語っていなかったような。
ていうかどう足掻いても僕は男としかプリクラとれないわけね。いいけどね。
しかしここからが大変だった。苦労してゲーセンにたどり着いたというのに、「女性同士またはカップル専用」とか書かれていまして。
まあ俺らカップルみたいなもんだし。いけるよね!
もっち「やめてくれ」
「冗談だってwwww」
もっち「・・・化粧したらいけなくはないかも」
危ないことを言い出したので早々に退散。他を探そうぜ他を。
結局、プリクラ撮れる場所は見つからなかった。
デジカメでツーショットの写真も取れなかった。
誰かに頼もうという提案も出たが、男二人でそれは怪しすぎると冷静に判断。
でもいいんだ。今日のことは忘れられない記憶として心にしっかりと刻み込まれたのだから。もう出会わないかもしれないけれども、たった3時間たらずの思い出を胸に僕らはしっかりと握手を交わし、そして。
そのときを迎えた。
「では・・・ばいばい!」
揺れる電車の中。
お腹も心も満たされた僕はゆっくりと最後のメールを送った。
次は長崎で会おう、ってね。
(行く金がないんだが!)

ということでもっちさんありがとうございました><